量子宇宙干渉機

私にしては珍しい4ミラーの作品です。鏡を4枚、ひし形に組み合わせることによって2焦点の映像が広がります。ひし形ミラーの利点は覗き口を大きく取りやすいこと、この作品も長さ16.5㎝ほどのボディーながらできるだけ広く覗き口をとり、メガネをかけたままでも映像が見やすいように工夫しています。

見やすいだけでなく映像にも工夫があります。万華鏡映像写真はすべて同じ万華鏡1作品で撮ったもの。赤、黄、緑、青と先端部のホイールを回すことにより色がどんどん変化していきます。ドライタイプですので、映像のキラキラ感と共に移り変わっていく色合いがまるで量子に干渉され変化を続ける宇宙のようだと思いませんか?

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