初めての多面鏡立体作品「奇人宮の宴2005」

私の作品群の特徴のひとつが、他の人が使ったことがない特殊な鏡の組み合わせ。5枚以上の鏡を組み合わせて立体的な映像を作り出します。この「奇人宮の宴2005」はその原点の一つ。多面鏡作品の最初期のものの一つです。
5.5枚の鏡を使った立体映像作品で、外観は木の直方体の箱に妻による手描きで花鳥風月が飛んでいます。高さ35㎝ほどと大型の作品です。
今と違ってLED照明が一般的でなく、通常の電球を内部に仕込んでいます。構造上空気抜けが良くなくてあまり明るくできなかったのが残念だったのを覚えています。
この作品は京都万華鏡美術館に置いていただいています。
(写真は当時のホームページに掲載していたもので、画質がよくなくてすみません)

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